【北海道ニセコ】スキー・スノボ初心者でも失敗しないツアー選びの基本とは?

もはや日本であって日本でない。海外からの観光客の比率が高い北海道ニセコは日本にいながら海外旅行の気分を味わえるスキーリゾートだ。スキー初心者でも迷わないツアー選びを解説します。

【北海道ニセコ】スキー・スノボ初心者でも失敗しないツアー選びの基本とは?

ニセコに行くまで、帰るまでの基本的な動きと必要なスケジュール感は?

飛行機での往復が北海道に行く基本である

飛行機での往復が北海道に行く基本である

本州など国内から出発するには必ず飛行機で行かなければならない。東京発の場合を想定しシミュレーションしてみると…

 

羽田空港

  ↓(所要時間:90分)

新千歳空港

  ↓(飛行機が到着し定期便のバス出発まで45分以上空けないと予約できない)

ニセコ行の定期便バス

  ↓(休憩も入れて約3時間と飛行機乗っているより長い)

ニセコのホテル到着・スキー場へ

 

これでようやくスキー開始となる。帰りは上記の行きの逆になる。

羽田空港に到着してニセコに到着するまで7時間はかかると見たほうがいい。

空港での待ち時間を確保する必要があったり、雪による天候の悪化で時間が遅れたりと想定通りに行かないことも多い。

 

旅行者は基本、上記の①~④までの「移動手段」と「宿泊場所」、「スキー場のリフト券」を絶対に確保しなけばならない。

さらにスキー、スノボなどの「レンタル」が必要ならば事前に予約が必要。食事も事前に購入するといい。

 

■旅行会社が企画するスキーツアーを選ぶメリットとは?

大手旅行会社が企画するスキーツアーであれば上記手続きのほとんどをまとめてパッケージしたものを販売している。私自身、何度も格安航空チケットや民泊を含めたオリジナルの格安北海道スキー旅行を計画してみたが、意外と料金がかさみ個人で手配するには限界があった。もはや格安ツアーを探すほうが時間の節約にもなり一番手っ取り早く安く予定が立てられるという答えに行き着いた。

例えばニセコ新千歳空港を往復する定期便のバスひとつにとっても1人8,000円は追加でかかってしまう。ツアー料金に含まれることが多いことを考えると軍配はこちらかなと。

 

■そもそもニセコ滞在に必要な日数は?

ニセコに滞在するには3日は必要

ニセコに滞在するには3日は必要

2泊3日だとタイト。時間に余裕を持って行動しゆっくり滑りたいなら3泊4日がおすすめだと思う。ツアーの設定のポイントだが飛行機の出発時間選びが重要だ。大体13-14時にスキー場で滑り出せなければ1日を棒にふることになる。

スキー場の昼の営業時間のほとんどが16時に終了する。その後はナイターの時間になり、初心者が滑るには難易度が上がるし、滑れるゲレンデも限られてしまう。翌朝に備え早めに撤収したほうがいい。

上記を踏まえると、羽田空港を遅くとも7-8時までに出発する便に乗るほうがいい。当然、ツアー予約の飛行機の設定もこの時間から座席がなくなっていく。ツアーを早めに予約することでこの座席選びを優位に進めるということができる。

2泊3日、3泊4日でも1日2日は一日中スキーを楽しむことができる。ここの説明は割愛します。そして最終日はというと、午前中で切り上げ夕方もしくは夜には東京に戻って翌日に備えるということもできるし16時まで滑り倒し、バスで戻り、羽田空港に23時着となる飛行機に乗り終電で帰り、翌日は仕事を休むというパターンもある。

いずれにしろ、最終日は足ががたがたで疲れがピークに達していたりするので翌日仕事ができるか厳しいところ。時間を無駄にしたくない人は16時近くまで滑っても変える手段があるのがすごい。

 

■シーズン選びと価格相場

スキーを存分に楽しむには行くべき時期があるし、それに応じた価格変動がある。年末年始の旅行シーズンに価格が高くなるのは当然だが、北海道の場合、札幌雪祭りで価格や飛行機、ホテルの宿泊が取りにくくなったりする

札幌といえば雪まつり。自衛隊の皆さんが着々と準備する

札幌といえば雪まつり自衛隊の皆さんが着々と準備する

2月が最も高くハイシーズン。1月は日を選べば安くなることも。3月はシーズン最終月とあって格安。その分雪解けで雪質が悪かったり、アイスバーンになったりとあまり期待できない時期なる。暖冬のとしなどもあるが、おおむね3月上旬までだったら北海道で滑る意味も出てくる。 

金、土、日の組み合わせは高い。札幌雪まつりや祝日が絡むと価格は跳ね上がるし予約もなくなっている。おすすめは日-月-火の組み合わせが安い。社会人なら有給休暇2日を取得していくしかない。

 

■いつ、どのぐらい前からツアーを予約するか

ニセコの建設ラッシュ感は半端ない

ニセコの建設ラッシュ感は半端ない

行きたいと思った日程の2か月前から旅行サイトを巡回し、ツアーを探すのがいい。上級者テクニックだが2か月前に予約を済ませ料金を入金し、直前まで定期的に似たような条件でツアーのプランを見比べて、安くて条件のよいほうに乗り換えることもできる。キャンセル料金が発生する前に決めなければならないので、時期を見誤ると大変なことにもなるので注意が必要。

 

■旅行会社は多数。ビッグホリデーなど

雪深い北海道。ニセコ。に期待しましょう

雪深い北海道。ニセコ。に期待しましょう

旅行ツアーの比較サイトを活用しよう。見比べてエクセルなどにメモしながらリストアップしてみれば相場感もわかってくるし、条件にあった最適なものが選べる。比較サイトによって契約している旅行会社が違うため在庫の確保状況が違う。

条件を設定し検索に引っかからないのは単にツアーの在庫を確保できていない可能もあるので、複数探し回るのが最適なお得なプランを見つけるコツだ。

 

ビッグホリデー

・LINEトラベルjp

・トラベルコ

旅行サイトは多数あるし、ツアーを扱う旅行会社もたくさんあるので条件にあったプランを比較し選ぶ方がいい。比較サイトで比較せず、旅行会社のサイトのプランを直接比較しても同じだったりする。

プラン探しもスキー旅行の楽しみの一つといえば楽しみ。