【テイクアウト】上手な利用の仕方、探し方/おすすめデリバリー、出前、お取り寄せなど食べログからウーバーまで

i新型コロナウイルの問題で飲食店に行きにくい中、いまお店の温かい料理が味わえるテイクアウトやデリバリーが熱い。飲食店もコロナでの売り上げ減に打ち勝とうと美味しいテイクアウトメニューを揃える。

テイクアウトの上手な利用の仕方、探し方/おすすめデリバリー、出前、お取り寄せなど食べログからウーバーまで  

ただテイクアウトやデリバリーできるお店を探すのも一苦労。営業自粛になったりと最新情報を収集するのもままならない。さらにケータリングやお取り寄せなど自宅で気軽に楽しめる料理の上手な探し方をご紹介します。

テイクアウトやデリバリーでお店の本格料理が自宅で味わえる

テイクアウトやデリバリーでお店の本格料理が自宅で味わえる

最近では食べログなど飲食店情報検索サイトにテイクアウト検索が追加されるなど賢く上手に情報収集する仕方を調べてみました。 

飲食店検索サイトを利用する

まずは王道の飲食店検索サイトを利用する方法。店舗を調べるには一番精度が高い。 

飲食店情報サイトには運営する企業の性質などがあり、サイトの特徴を頭に入れた上で検索した方がいい。

テイクアウト情報は近年充実してきた

テイクアウト情報は近年充実してきた

食べログ:テイクアウトできる全国の掲載店舗数は全 33,216 件(2020年12月13日現在)

ユーザー投稿型の飲食店検索サイト。カカクコムが運営し、5段階の点数評価でお店の満足度が評価されている。お店の広告的な要素もあるが、基本はユーザーによる素直な「口コミ」の評価が集約されている。テイクアウト検索も同様で、点数評価と口コミなど情報が豊富。ユーザー側の視点が大きいので責任ある情報が必ずしも掲載されているわけではない。

tabelog.com

ぐるなび:テイクアウトできる全国の掲載店舗数は全7,644件(2020年12月13日現在)

飲食店サイトの代表格。昔はホットペッパーと双璧をなしたが、最近は食べログに押され気味。口コミ評価ではなく、店舗の広告的な要素が大きい。その代わり掲載情報は非常に正確で、いわゆるぐるなびの社員らが逐一チェックを入れているため、店舗が閉鎖された場合や新規の店舗の情報が掲載され易くなっている。テイクアウト情報もかなり詳細に掲載されている。店舗公式の情報掲載数も多い。

pr.gnavi.co.jp

ホットペッパーグルメ:テイクアウトできる全国の掲載店舗数は不明(2020年12月13日現在)

こちらも飲食店掲載サイトの代表格。リクルートが運営し、昔は街中にスタンドを立てフリーペーパーとして配布していた。ここ最近はネット移行が進む。ぐるなびと同様、店舗の広告的な要素が大きい。ぐるなびに掲載していないがホットペッパーには掲載しているなんて店舗も多い。クーポンと言えばホットペッパーというイメージが強い。サイトは見にくいけれどテイクアウトのクーポンも探せる。

www.hotpepper.jp

検索サイトも充実し、テイクアウトはいまやピザや寿司、ラーメンだけでなくなった

検索サイトも充実し、テイクアウトはいまやピザや寿司、ラーメンだけでなくなった

自治体が商店街と連携をしてテイクアウトとデリバリーを紹介している

少し意外だったのは、自治体公式の情報紹介という形式がある。例えば東京都・豊島区はテイクアウトと出前OKのリストを配布している。新型コロナ苦しむ飲食店を少しでも応援しようという趣旨で掲載している。美味しいお店を効率よく見つけるというよりも、地元の知ってるお店が対応しているのかどうかを調べるには便利な使い方。マイナーなネットや雑誌などでは探しにくい地域ならではの信頼ある情報が探せそう。

 豊島区テイクアウト&出前OK店舗リスト

デリバリーを利用してみる。ウーバーイーツ、出前館が2大巨頭

ユーザーが飲食店に出向き持ち帰りということでテイクアウトができるが、最近ではデリバリー(出前、配達)までできるのが当たり前になっている。熱々のお店の味が、注文後間もなく到着する。

ウーバーイーツは街中で当たり前のようになった

ウーバーイーツは街中で当たり前のようになった

いわゆるピザやラーメン、寿司などの出前が最近ではかなりシステマティックに便利に多彩な業態で利用されている。そのデリバリーを担うのがウーバーなどの新興企業が世界中で拡大する。 

ウーバーイーツ

本国の所在地はアメリカの外資系企業だが日本のデリバリーの火付け役といえばウーバーがまず頭に浮かぶ。気軽に配達でお金を稼げるというイメージもあるため配達員としての需要も高く日本では人気だ。最近ではウーバーのバッグを背負った自転車の配達員を街中でよく見かける。対応エリアは限られているため全国どこででも利用できるわけではない。約10,000店舗が加盟店として登録している。

https://blogapi.uber.com/wp-content/uploads/2018/05/M2A2425.jpg

配達の依頼はスマホのアプリでできる。AIによるシステム化されたプラットフォームが料理を注文したい人と、届けたい配達員を効率的にマッチングさせる。コロナ禍で一時ウーバーイーツの配達がふえたものの、最近は配達員の数も増え、あまり稼げなくなっているという情報もある。注文のピークを終えた時間帯は配達注文が比較的入りやすいマクドナルドの店舗前にウーバーイーツの配達員が仕事をひたすら待つ「地蔵」が状態化している。配達員は一般人で時間に縛られず自由に稼ぎたいとしている人たちが登録している。

ウーバーは注文が混む時間帯や天気などさまざまな条件によって配達料が変わるため価格が変動する特徴がある。

www.ubereats.com

出前館:日本発のデリバリーといえば出前館ダウンタウンの浜ちゃんがCMに出ている印象が強いなじみのサービス。11月現在で加盟店の数は40,000店舗を超え、おそらく日本最大。以下の表からも分かるように出前館の加盟店が激増する。

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LINEのグループ企業であるため連携もされている。ウーバーと同様、街中でよく見かける。さらに出前館の配達員が待機する詰め所も最近増えたなーという印象。注文できるジャンルも多くピザやラーメンなどの定番に加え、カレーや中華など多彩。クーポンも探せるのでお得な利用が可能。

商品の代金は基本料金がある程度決まっているのでウーバーのような価格変動はない。 配達料が明示されている。配達員は出前館が直接雇用したアルバイトが請け負う。

demae-can.com

楽天デリバリー

ECから銀行、証券、エネルギー、旅行など多彩な分野で事業展開する楽天だが、デリバリーにも進出する。楽天経済圏といわれる楽天ポイントがたまりお得な利用の仕方もできる。ポイント×何倍などキャンペーンも豊富。12,000店舗以上の加盟店があるとされる。注文できるメニューも多彩なジャンルにわたる。「楽天デリバリープレミアム」というこれまで配達対応していない店舗の配達を支援するサービスを行ってきたが、新型コロナの影響で2020年3月からサービスを一時休止した。基本的には飲食店が直接デリバリーするという謎の対応状態が続いている。コロナで需要が増える気がするが…おそらく楽天デリバリーはデリバリーをしたい人と対応できる店舗をマッチングさせるサービスに過ぎないようだ。

delivery.rakuten.co.jp

食事だけでなくアルコールなどのドリンクの配達も簡単にできる

基本的に缶や瓶、ペットボトルに入った飲み物を買うにはお店に直接行かなければならないが、最近では宅配サービスが充実する。ECサイトで購入すればまとめ買いがお得だが、缶ビール1本から宅配するサービスが急成長している。

カクヤスは冷えた缶ビールを1本から届けてくれるありがたいサービス

カクヤスは冷えた缶ビールを1本から届けてくれるありがたいサービス

街中でよくみみかけるお酒の販売店「カクヤス」は店舗販売だけでなく飲食店に加え一般家庭やオフィスなど柔軟に配達してくれる。しかも冷蔵、常温が指定できる。

重いドリンクを自分で運ぶことなく配達してくれるのはありがたい。

2,020年12月現在、東京23区の全エリアはもちろん、東京23区外、神奈川県川崎市、神奈川県横浜市、埼玉県さいたま市大阪府の一部対応地域で配達サービスに対応している。

コロナで飲食店での会食ができないなから、社内イベントとして利用することもできる。配達は時間指定など柔軟に設定できるが、在庫を持たず店舗にも行かずネットで簡単に注文配達してくれるのはありがたい。

www.kakuyasu.co.jp

飲食店で宴会できなければみんなでお金を出しあいケータリングもベンチ

業者がスタッフとともに出向いて食事を提供する「ケータリング」という方法もデリバリー、テイクアウトに近く便利だ。パーティーのような本格的なサービスもあれば、オードブルといった簡易的なデリバリー方式の食事を提供する方法もある。大人数で飲食店に行くのが難しい場合やオフィスで移動せず食事をしたいなどといったニーズに柔軟に応えてくれる。

https://gochikuru.com/img/info/lineup-7.jpg

シェフコレ:ケータリング専門サイトで予算にあった予約注文ができる。日本フードデリバリーが運営する。

www.chef-colle.com

ごちクル:こちらもケータリングの注文のほか、オードブルも検索できる。オードブルであれば比較的安く済ませられるので、ケータリングほどの予算がない場合は、オードブルという手もある。

gochikuru.com

料理の目利きが紹介。おとなの週末取材班の厳選店舗が一同に

なんと料理専門の取材編集者が厳選するテイクアウトのお店紹介サイトが存在する。グルメ専門誌「おとなの週末」取材班が厳選情報を提供する。全国の店舗が対象で、閲覧数、更新日、公開日純にキーワードや地域で絞り込みができる。

https://otonano-shumatsu.com/data/img/articleContents/old/16845/1609_1I1A2248.jpg

ただ、こちらのテイクアウトは「手土産」的な要素も強く、熱々の料理を探すというよりも惣菜やスイーツを厳選された取材班のフィルターで絞り込まれたお店が検索できる。お取り寄せというカテゴリーに変えればさらに検索の幅が広がる。

otonano-shumatsu.com