新型コロナを受けた旅行会社の対応は?スキーなど旅行ツアーのキャンセルについて

新型コロナウイルスの影響を受けて国内外でさまざまな影響が出ている。特にこのブログではスキーや旅行、飲食などをテーマにしているため大きく関わる問題だ。

新型コロナを受けた旅行会社の対応は?スキーなど旅行ツアーのキャンセルについて

新型コロナウイルスの影響で社会がパニックを起こしつつある

新型コロナウイルスの影響で社会がパニックを起こしつつある

旅行の基本対応となるツアーのキャンセルについて情報をまとめてみた。3月に行く北海道キロロのスキーツアーの情報を交え、次の対応を想定して行動したい。

新型コロナウイルスを受けて旅行会社の窓口の状況

報道・ニュース、政府、行政の発表により、日に日に渡航注意や外出制限、イベントの開催など社会的な影響が広がり始めている。

旅行会社には問い合わせが殺到していてなかなか連絡がつかない状況が続く

旅行会社には問い合わせが殺到していてなかなか連絡がつかない状況が続く

既に申し込んでしまたったツアーが実施されるのかどうかを含めてどうなるのか旅行会社に問い合わせが殺到している。私が申し込んだ「ビッグホリデー」も同様で、なかなか情報を取得しにくい状況が続く。

ウェブサイトに掲載された「【新型コロナウイルス感染症における影響について】」には…

各種問合せが多く、電話が大変つながりにくくなっております。 またメール等のお問い合わせも同様に多数いただいており、普段よりもご回答までにお時間を頂戴しております。

 ウェブサイトのアクセスも重い状態が続き、混乱の様子が伺える。

 

新型コロナウイルスの広がりによる旅行会社の対応は

新型コロナウイルスの影響を受けたキャンセルなどの対応は条件によって対応が分かれている

新型コロナウイルスの影響を受けたキャンセルなどの対応は条件によって対応が分かれている

新型コロナウイルスの広がりを受けて旅行会社の対応は大きくわけて3つある。

 ①実施予定のツアーの中止する

 ②旅行会社でツアーを中止しないが、申込者本人にキャンセルの判断を委ねる

 ③通常通りツアーを実施し、申込時の規定に沿ったキャンセル料が発生する

 

バスツアーと飛行機を伴う北海道ツアーでは扱いが異なる。

3月上旬時点でバスツアーの場合だと現時点でキャンセルは③の扱いとなる。特にコロナウイルスの発生が限定的な本州間のバスツアーでは、通常通りの催行予定しているケースが多い。

 

ビッグホリデーのサイトに掲載されたお知らせによると…

現時点では、通常通り旅行の催行を予定しており、新型コロナウイルス関連肺炎の発生の影響をご懸念されての取消の場合は、取消手数料免除は承ることができません。

としている。乗務員も含めて健康状態を管理し安全な運行を実施できているためのようだ。ただスキー場が営業中止になった場合は催行中止となり、旅行代金も全額返金となる。

バス旅行は継続して実施しているようだ

バス旅行は継続して実施しているようだ

北海道ツアー、北海道旅行に関しては別な対応を取っている。

②旅行会社でツアーを中止しないが、申込者本人にキャンセルの判断を委ねる

となる。 

3月3日の発表では、通常通りの催行を実施し、以下の条件に当ては待つ場合、取り消し料金が免除されるかたちでキャンセル対応に応じている。

 対象コース:航空利用商品
 対象期間:2月28日(金)〜3月12日(木)搭乗分
 ※2/28(金)15:00以降の受付より
 対象路線:全路線

航空機扱いの場合は影響が大きいのか、バスツアーとの違い、線引きは分からないが北海道の場合、概ね自己申告でキャンセル料を取られずに対応できる。

 

さらに参考までに記載すると、海外旅行の場合渡航が禁止されるまたは日本人が入国を規制される国も出ているため①実施予定のツアーの中止する、という対応がでている。国内よりも移動の自由が制限されていることが多い。

 

■スキー場の対応も気になる 

この年末に初めて行った新潟県の神立スノーリゾートは「新型コロナウイルス等の感染予防に関するご案内」として2月28日時点の対応をウェブサイトに掲示している。

新潟県越後湯沢で新型コロナウイルスの発症報告がされていないことを強調している。営業は続くが、発症事例が報告された場合にどうなるかわからない気もする。

スキー場では感染予防のため、消毒液を各ゲレンデに設置して感染予防策を強調。利用者にも消毒液の利用や手洗い、咳エチケットとしてマスク等の利用を促している。

さらに仮眠施設のある温泉施設の利用は発熱者の入場を制限している。

発熱者の入場制限など各施設が未然防止に向けて対応する

発熱者の入場制限など各施設が未然防止に向けて対応する

一般的にスキー場での感染が確認されれば、施設を全面的に営業中止にして消毒など対応する可能性は高い。

キロロスノーワールドの場合、3月上旬現在、これまで通り通常通り営業しており、来場者は例年よりかなり少ないようだが、ゴンドラなど消毒して対応するなど感染予防の対策は進められている。

スキー場のゲレンデそのものは屋外なので感染のリスクは低い。あるとすれば6人が同時に乗るゴンドラやレストラン、移動用のバスなどで機おつけたい。