【餃子の王将】品数豊富な「ジャストサイズメニュー」のコスパが秀逸

新型コロナウイルスの影響で旅行やイベント、外食も自粛ムード。外出する人が減り、「ひと、もの、かね」が停滞する中、せめて日々食べる食事を楽しい息抜きにしたい。

餃子の王将】品数豊富な「ジャストサイズメニュー」のコスパが秀逸

今回コスパのいい飲食店としてご紹介するのは街の中華料理の定番「餃子の王将」。利用する駅周辺には必ずあるといっていいほど、定番のお店だ。

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餃子一皿6個入りで240円(消費税抜き)と背伸びをしていない手頃な値段。

油淋鶏は鶏肉の味がしっかり味わえる

油淋鶏は鶏肉の味がしっかり味わえる

餃子が名物なのはもとより、個人的には小皿料理が充実しているので、この辺にスポットを当てて紹介したい。

 

餃子の王将とは? 

中華料理の大手チェーン店。全国各地に700店舗以上を構え年々売上高も増加し成長している。京都府京都市が本社の関西企業。

この看板ロゴを見れば誰でも一度はどこかで見た気がするはず。

街中に溶け込むおなじみの餃子の王将の看板

街中に溶け込むおなじみの餃子の王将の看板

https://www.ohsho.co.jp/common/img/header_logo01.png 

餃子の王将の店舗一覧やお得なクーポン情報 | ホットペッパーグルメ

チェーン店だが厨房で調理しているため出来立ての味が楽しめる。カンター越しに従業員がせっせっせっせと調理する様子がうかがえる。

さらに店員は料理の味を高めるため会社が開催する「王将調理道場」を受講し、自身の調理スキルをトレーニングしている。レシピの見直しや料理のブラッシュアップに努め2018年から現在までに2000人近くが受講した。厳しい競争が繰り広げられる外食産業の中で前年よりも売上高が伸びている。

2人前餃子が入った餃子定食。食べ応えがある

2人前餃子が入った餃子定食。食べ応えがある

最近ではスーパーでもお店の味が気軽に楽しめる冷凍餃子を簡単に買うことができる。

…と思ったらスーパーでよく見かけるのは別チェーンの「大阪王将」の冷凍餃子。

アマゾンの商品画像を探しても検索でヒットするのはなぜか大阪王将しかない。大阪王将の紹介は後程します。

餃子の王将の公式の販売サイトを見てみるが、なぜかラーメンセットしかなく餃子の通販をそもそも行っていない様子。

 

餃子の王将の雰囲気 

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実際に利用すると分かるが餃子の王将は気軽に入れる街の中華料理という感じで何も気を使わなくていい。

都心の店舗を利用することが多いので、カウンターなど少し狭いのが難点。サクッと食べて帰るというのが通常。

夜の店舗はお酒を扱っていることもあり安く飲める中華居酒屋といった様子で、例えば新橋駅近くの店舗は常に満員だ。食事をしながら安く飲みたいサラリーマンが多く集まる。

味は本格的。麻婆豆腐にはスープがつく

味は本格的。麻婆豆腐にはスープがつく

当然、中華の定食と言えば主菜にご飯、スープをつけるのが定番。主菜は麻婆豆腐や回鍋肉、エビチリなどひととおり揃っている。ご飯の代わりにチャーハン、スープの代わりに小ラーメンを頼むめばボリューム満点になる。 炭水化物×炭水化物は太りやすそうだが…

個人的にダイエット中なので普段から毎回の食事メニューには苦労している。炭水化物を控えているためライスをあまり食べない。そうするとかずが多い品数豊富なメニューが揃うお店を探してしまう。

 

■個人的におすすめな「ジャストサイズメニュー」

餃子の王将にはジャストサイズメニューという、少量の小皿を安く頼めるメニューがある。餃子6個一人前に対し、半分の3個でジャストサイズが頼める。

上級者はこれにお酒を頼み居酒屋代わりにできるのでしょうが、私は通常の利用はランチが多いため食事のことだけを考え注文します。

ジャストサイズで頼めば餃子も3個。いろいろな種類のメニューがお試しで食べられる

ジャストサイズで頼めば餃子も3個。いろいろな種類のメニューがお試しで食べられる

以下、このひ私が頼んだジャストサイズメニューの一覧と消費税込み価格です。

・ジャストサイズ餃子は1皿3個で143円

・ジャストサイズスープは1杯で110円

・ジャストサイズ麻婆豆腐は1皿304円

・ジャストサイズ油淋鶏は1皿346円

合計903円。

個人的に品数豊富な商品が食べられるのは魅力。山盛りのチャーハンや大盛のラーメンを食べるのも捨てがたいが、たくさんの種類を品数豊富に食べられるのがうれしい。

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もちろんビールをつければいいおつまみにもなる。 

これだけの種類を他店で注文すると1000円以内では収まらない。

メニューを見ても相当な品数がそこそこの値段で食べられる

メニューを見ても相当な品数がそこそこの値段で食べられる

■似た中華チェーンの「大阪王将」と違うの?

餃子の王将」と似たブランドとして先ほど冷凍餃子で紹介した「大阪王将」がある。この両社は全くの別物である。

全くの別物と言い切ると少し語弊があるが、もともとは餃子の王将を運営していた王将フードサービスの創業一族の親類が独立し、「餃子の王将」として同じ店名のチェーン展開したことがいろいろと問題となり、訴訟の末、イートアンドが運営する「大阪王将」に落ち着いたというもの。

大阪王将は冷凍食品など積極的に商品展開しておりアマゾンでも気軽に商品が買える。

この商品展開は驚異の成長をみせている。大阪王将は自社工場で冷凍食品展開を強化しており、グループの売上高の半分を占める。

その一方で餃子の王将はあまり積極的に冷凍食品の通販展開をしておらず、運営の違いがみられる。かつては店舗で餃子を包んでいたほどで、 餃子の王将は実店舗でしか餃子を食べられず、大阪王将はスーパーなど冷凍餃子としてより身近に楽しめるようになった。

店舗でしか食べられない味。家庭でも気軽に食べられ味。似て非なる両社の経営スタイルがあるが、便利に気軽に餃子が食べられるのはうれしい。