【リフト券の賢い買い方】北海道のスキー場が相次いで値上げ/ニセコは毎年値上げする中で安く買う方法
北海道のスキー場が相変わらず好調だ。
周辺の市町村に定住する外国人も増え、観光客も増加傾向にある。さらに海外からの投資も増えスキー場周辺にはホテルやスキー客向けの施設が建設ラッシュが起きている。
【リフト券の賢い買い方】北海道のスキー場が相次いで値上げ/ニセコは毎年値上げする中で安く買う方法
地価や物価、人件費が上昇し、ついにはスキー場のリフト券の値上げにもつながっている。2019-20年の今シーズンも新しい北海道・ニセコに行くのが待ち遠しいが、地方にあるものの外国並みに”価格の高い場所”に変貌している。
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こちらは北海道ニセコ町の観光集客の統計。冬場(12-4月)の観光客は順調に増加し2018年が前年同期比4.8%増の86万7000人。夏場は減少しているのにも関わらず冬場は盛況。2009年以来は右肩上がり。
不動産投資も堅調で、国土交通省が2019年に発表したデータがすごい。ニセコ町のお隣、倶知安町(くっちゃんちょう)の基準地価(=土地の価格相場)は前年比は66.7%増と4年連続増加し全国トップの上昇率だ。
主な要因は上質なパウダースノーを求めてやってくる観光客向けのビジネスが盛況ということ。来町者向けのリゾート施設が次々と建設されているほか、北海道新幹線の工事計画や高速道路の整備が計画されている。
実はニセコ。非常に交通アクセスが悪く最寄りの新千歳空港からシャトルバスで2時間近くかかる。電車はあるものの3-4時間ほどと長い。
スキーを楽しみにする我々には少し心配なことがある。
■北海道のスキー場がリフト券を値上げ
リフト券といえば広大なスキー場を楽しむためのいわば入場料。リフトを乗り継いでコースの上部に移動し滑走を楽しむことができる。スキー場によっては1か所のスキー場しか滑れないものもあれば、複数のスキー場をつないで滑れる全山(ぜんざん)リフト券、共通リフト券がある。例えば長野県の志賀高原スキー場だと19のスキー場をつなぎ84ものコースが滑れる。
その入場料といえるリフト券の相場が年々上がっていることに最近気がついた。
▼全山リフト1日券(大人1人)の相場
ニセコ:
5,900円(12-13年)
6,000円(13-14年)
6,400円(14-15年)
6,900円(15-16年)
7,200円(17-18年)
7,400円(18-19年)
8,000円(19-20年)
※いずれも消費税込の価格
衝撃の事実。確認できた限り、毎年のようにニセコの全山リフト券は値上がりしていた…
念のため周辺のスキー場となると
▼2019-20年の周辺スキー場の1日リフト券の価格
ルスツ:6,200円
富良野:6,000円
キロロ:5,900円
トマム:5,900円
北海道価格なので全体的に高くも感じるがニセコの全山リフト券ほどではない。
■リフト券を買う方法。通常の方法
スキー場がリフト券を強気で値上げする傾向にある中、リフト券の賢い買い方を含めて検証してみる。
リフト券を購入するには様々な方法がある。
・現地のスキー場で買う
・公式のオンラインサイトで買う
割引がきかなかったりと、いわゆる正規料金なので価格は高いが入手するには一番確実な方法で手っ取り早い。
■リフト券の賢い買い方
やはり少しでも安く買いたいというのが本音。経験から少しでも安く買いたいなら以下の方法がある。
・ローソンチケット(ローチケ)などオンラインのチケットショップで買う
・街中の金券ショップなどで買う
・公式の早割チケットで買う
金券ショップは地域性が出るので北海道のリフト券を関東で買うのは不可能。ほとんど見たことがない。オンラインのチケットショップはゲレンデで食べられるランチ券が一緒になっていたりするのでお得感が割とある。
■もっとリフト券を賢く買う方法
・リフト券付きのツアーを選ぶ
・リフト券が付いてなくても有料のオプションでつける
・冬スポなどのイベントに参加して割引券を当てて貰う
・各スポーツショップで販売する早割チケットを買う
リフト券をサービスの中に組み込むことが多く、個人的にはいちばんお得に確実に買える方法だと思う。
■メルカリなどのフリマアプリで使う方法
・正直やったことはないが、メルカリでもリフト券が売りに出されていることが多い
本格的なシーズンまでもう少し。雪が降るのを祈りながら今のうちに安くリフト券を手に入れたい。