ツアーのキャンセルの手続きを再確認/年末年始のスキーツアー1週間前

年末年始に申し込んだスキーツアーのキャンセルが現実味を帯びてきた。

スキーツアーのキャンセルが現実味を帯びてきた

キーツアーの中止やキャンセルの可能性が出てきた

残念ながら12月22日時点で十分な積雪はなく、ウェザーニュースによると12月19日現在、全国のスキー場でオープンしたのは98地点。167地点がオープンしていた前年同時期と比べ58.7%ほどと少ないという。

ツアーのキャンセルの手続きを再確認/年末年始のスキーツアー1週間前 

私自身、申し込んでいた年末年始のスキーツアーをキャンセルして、別な場所に行くかどうか…天気とにらめっこしながらスケジュールを再検討を始めた。

 

■スキーツアーのキャンセルについて

しかし、そもそもスキーツアーをキャンセルするにはどのような仕組みになっているのか。今回申し込んだ旅行会社「ビッグホリデー」のケースを見ながら整理してみた。

 

ネット予約したツアーの手続きを読み直してみる

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申し込んだビッグホリデーの場合

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雪不足時のスキーツアーの条件。中止?実施?

・ゲレンデが一部(運行リフト1本以上、滑走可能コース1コース以上)滑走可能な場合は原則として催行する

・ゲレンデのコンディションや安全面を考慮し、スキー場と協議の上で催行を中止する場合がある

・ツアー催行決定後も雨等により全面滑走不可になった場合、催行を中止する場合がございます   

…ということはスキー場と旅行会社が滑れると判断すればツアーは実施する。当然、雪不足でスキー場がオープンできなければツアーの催行を中止することになる。となると、主催者側が「中止」と判断しなければ、申込者側で勝手にキャンセルすると自己都合の「キャンセル」扱いになり、キャンセル料金を規定通り支払わなければならない。

 

ツアーの実施決定があっても注意、気を付けること

・事前にお申込みされたスキー場のご希望されるコースが積雪不足で閉鎖される場合がある

…つまり主催者側がツアーを実施決定しても、積雪の状況ではスキー場のコースはすべて稼働していないので、その場合は返金しないということ。

  

キーツアーが中止となった場合の対応

・各コースとも積雪不足によるツアーの催行中止の最終決定は原則として出発の2日前までする

・積雪不足によりツアーが中止になった場合は、お預かりしているツアー代金全額をご返金させていただくか、コース(ゲレンデ)変更をご案内致します

なので、天気予報と積雪状況により事前にツアーの中止を決めるため、中止の連絡があれば返金手続きに入る。その場合、チケットの返却と事前に支払ったカード払いの料金が全額戻ってくる。

ビッグホリデーの場合、申し込んだスキー場以外の振り替え提案もするよう。しかし、今回は新潟県中越エリアで、全体的に雪が少ないため、かなり離れた場所の提案があっても、行くことは難しい気がする。

12月の出足が積雪に左右されてしまうのは仕方ない

12月の出足が積雪に左右されてしまうのは仕方ない

新潟県の神立スノーリゾートは今年リニューアルしたばかりのスキー場。出足が天気によって泣かされてしまう状況だが、こればかりは致し方ない。スキー場にとっては打撃だろうが、初滑りを楽しみにしている我々としては、別なスキー場の選択も検討しなければならない。

価格もお手頃なので時期をみてチャンスがあればまた申し込みたい(現時点で中止が決まったわけではないが)

  

■今後の天気予報について

神立スノーリゾート周辺の今後の天気予報は日本気象協会の予報によると、

 12月23日(月)雪のち雨

 12月24日(火)雪のち曇

 12月25日(水)晴 

 12月26日(木)曇一時雪

 12月27日(金)曇のち雪

 12月28日(土)曇のち雪

 12月29日(日)曇

 

ギリギリ間に合う可能性もあるが、大きな積雪がないとスキー場をオープンするのは厳しい。インバウンド効果でスキー場が活況を呈する中、年末年始のツアー中止は運営側にとって影響が大きいはず。

天気に恵まれたらいいのだが

天気(雪)に恵まれたらいいのだが

しかしツアー利用者側も草が生えた1コースのみを滑るという状況でオープンするのはつらい。天気が大きく左右するだけにあって、スキー場側は売り上げを、利用者側はスキーの満足度を求めている。

これを教訓に次のシーズン予約に備えるようにしたい。