2018年 勝手に秋ビール・レビュー
今秋もビールの季節がやってきました。(年中w)
大手4社の秋のビールが揃いましたので、飲み比べをしてみました。
各社、オレンジや赤を基調とした秋を感じるパッケージです。
おや?と思ったのは、サントリーの秋<香る>エールはプレミアムモルツのラインですが他はオリジナルです。
さて、どんな味になっているのか…。
色:かなり濃い目
香り:普段飲んでいるプレモルや<香る>エール独特の香りはしませんでした。良くも悪くも期待と違う。
泡:細かく持続性あり
香味:キャッチコピーに「芳醇でフルーティー」とありますが、芳醇ではあるがフルーティーさは感じられなかった。
味:見た目程、苦くはない。原材料が麦芽とホップのため雑味は感じられず。
パッケージ:HPに「パッケージは、鮮やかなオレンジ色を採用するとともに、あわくゆらめく光とイチョウをあしらい~」とありまして缶を凝視してしまいました。…うっすらとしたイチョウがありました…言われなければ気付かない。
②キリン キリン秋味
色:一番搾りよりやや濃い目の黄金色
香り:麦芽ではあるのですが若干リキュールの香りが?
泡:若干粗いですが持続性あり
香味:かなり麦芽を感じます
味:「麦芽たっぷり1.3本分」ていうだけあって、かなり苦いです。
パッケージ:紅葉を全面に打ち出しています。「発売28年目」ということで、今までのパッケージを見てみると時代を感じます。ゴシック体から明朝体へ。発売当初は白っぽい缶だったのですね。
③サッポロビール 焙煎生ビール
色:深緋色
香り:若干香ばしいかな?
泡:粗い気泡がありつつも柔らかい
香味:麦芽を感じます
味:「焙煎」というネーミングですが麦芽の苦味の方が強い。
後日、再度飲み直したのですが、缶から飲んだにも関わらず微炭酸で気の抜けた麦汁を飲んでいる感じでした。
パッケージ:白を基調とし紅葉と麦
色:かなり明るい黄金色
香り:米
泡:スーパードライ級の泡の無さ
香味:かなり米の味と香りがします。
味:食が進むように米にこだわって作ったビールのようですがビールっぽくないです。第3のビール?
パッケージ:こちらも紅葉ですが、赤と褐色を使用して秋を演出しています。
<総合評価>
各社、個性を出していて良かったのですが、
①秋と言えば紅葉、というのを敢えて使用していない
②泡・味の評価も高く、最後まで美味しく飲むことができた
以上のことを考慮しまして、秋のNo.は プレミアムモルツ秋<香る>エール とさせて頂きます!!!